作成日:2025/2/20

 

週末パスからジバングへ 

~そして週末パスは廃止へ~

 

【カテゴリ:鉄道】


 東北に通い始めた1984年から約40年近く経過したこともあり、随分と旅のスタイルが変わりました。ここではそれを旅の風景と呼ぶことにします。当時を思い出しながら、旅の道具である、「鉄道」「バス」「徒歩」を中心に、流行りのbefore/afterの形式で振り返りたいと思います。

 

 今回は再度「鉄道」に焦点を当てて、その変化について取り上げたいと思います。以前に「鉄道」に焦点を当てた際、かつては周遊券という格安チケットがありそれを愛用していたこと、今ではその種の格安チケットが減り、もっぱら週末パスを活用していること等を述べさせて頂きました。今回はその続きです。

 

関連記事「周遊券から週末パス」 

ついに65歳!

 

ついにジバング倶楽部に加入
ついにゲット!(「ジバング倶楽部」様発行の会員証)

  私ごとで恐縮ですが、今年65歳になりました。歳を重ねるごとに憂鬱になってくるのですが、この65歳だけは楽しみにしていたことがあります。ご存知の「ジバング倶楽部(大人の休日倶楽部)」に入ることができるからです。

 

 実は50歳になれば入ることが出来る「大人の休日倶楽部ミドル」という商品があることは知っていました。ただ「大人の休日倶楽部ミドル」を使えば確かにJRの鉄道を5%割引で乗ることが出来るので、東北に出向くことが多い私にとって恐らくお得なチケットには違いなかったのですが、5%の割引率では現在愛用している「週末パス」の方が安いということもあり、「大人の休日倶楽部ミドル」に入ることなく、「大人の休日倶楽部ジバング」に入ることができる65歳を待っていました。

BRTも対象だ!
BRTも対象だ!

  「ジバング倶楽部」を使えばなんとJRの切符が30%引きで購入することができます。どう計算しても週末パスより遥かに安いとしかいいようがなく、即加入しました。この割引率の大きさや時々企画物で発売される乗り放題切符の安さのために、SNS等で若い人から「ずるい」といった声もあがっているようです。リタイア層を狙ったJRの戦略だという見方もありますが、まあこの年まで仕事をしてきた老人へのご褒美と思って大いに活用したいと思います。 

週末パスからジバングへ

 

残念ながら長井フラワー鉄道は対象外
残念ながら長井フラワー鉄道は対象外

  ちなみに「ジバング倶楽部」を使って仙台を往復するだけで週末パスより3,500円も安くなります。仙台を一回往復するだけで、年会費である3,840円のほとんど元をとれることになります。長らくお世話になった週末パスとは、いよいよお別れの時がきたようです。

 

 駅ネット経由のさらにお得な企画もあるようです。また嬉しいことに昨年乗ったBRTや三陸鉄道も割引の範囲のようです。のぞみは乗車できませんが、東海道新幹線のひかりであれば乗ることが出来ます。早速、先日、実家の京都に帰省した時にひかりに乗車して、十分に元を取ることができました。週末パスと比較して費用がかかるとすれば、愛するフラワー長井鉄道などが乗れないことです。まあこれまでに十分に長井鉄道に乗ってきたので、これからは乗る機会もないでしょう(なんと自分勝手な(笑))

 

関連記事「フラワー長井線」

 

 連続乗車などまだ十分に理解できていないこともありますが、いずれ理解できるでしょう。それよりもこんなに格安で旅が出来ることに高揚感があります。

津軽鉄道にもう一度乗ってみたい(1985年撮影)
津軽鉄道にもう一度乗ってみたい(1985年撮影)

  これまでJRの格安チケットも周遊券→周遊切符→週末パスと変遷してきました。その間、EEキップや今ではキュンパスなど新しい商品が出ては消える繰り返しでしたが、このジバング倶楽部だけはかなり前からありました。実際、私の両親が使っているのを見てきました。この息の長さには驚きとしかいいようがありません。それにしても私の両親が愛用していた「ジバング倶楽部」をまさか私が使う年になるとは!!

 

 確か以前は夫婦とも65歳以上にならないと加入できなかったと覚えていますが、今は個人で65歳を超えると加入できるようになったようです。

 少し余談ですが、いろいろ制度が変わってきた中で1つだけ変わらないことがあります。それはCMに出ている吉永小百合さんのお若い姿です。これも驚きとしかいいようがありません。

そうだ!もう一度津軽、行こう

 

もう一度十三湖のしじみ汁を味わいたい(1986年撮影)
もう一度十三湖のしじみ汁を味わいたい(1986年撮影)

  「東北を歩く」のブログでは基本的に東北6県ごとにカテゴリを設けてお薦め場所をご紹介させて頂いていますが、既にお気づきの通り青森県の数が極端に少ないです。これは青森県をご紹介する持ちネタが少ないわけではありません。実際、東北の旅は青森県から始めたこともあり当初は青森県ばかり行っていました。そのため30年~40年前時点のものであれば青森県のご紹介ネタが一杯あるのですが、そういった場所の多くは既になくなっていたり、私の記憶からも薄れてしまっていたりしています。一方、最近はもっぱら週末パスを活用しているため、どうしてもそのエリア内である南東北地方へ出向くことが多くなっていました。

もう一度、黄金崎不老不死温泉に入りたい(1987年撮影)
もう一度、黄金崎不老不死温泉に入りたい(1987年撮影)

  ただどうしてももう一度訪れたい風景があります。その代表は津軽半島であり、まず青函トンネル記念館です。青函トンネル記念館は津軽半島の先、竜飛岬の近くにありますが、私が竜飛岬に出向いた時(1985~1987年)はまだ青函トンネルの工事中で、青函トンネル記念館はありませんでした。是非、歴史的大事業を展示しているという青函トンネル記念館に行ってみたいと考えています。

 

 また十三湖近くの旅の郷愁を誘うような荒涼たる原野も忘れられない風景です。今では観光列車も走るようになった五能線など、津軽半島には是非もう一度訪れたいところが一杯あります。是非、ジバング倶楽部を使って訪れることにしましょう。

そうだ!裏帳簿も復活させよう

 

もう一度竜飛岬を訪れたい(1985年撮影)
もう一度竜飛岬を訪れたい(1985年撮影)

  裏帳簿という響きがよくありませんが、もちろんキセルなどの不正行為ではありません。以前に周遊券を使っていた時(週末パスもそうですが)、もしこの周遊券を使わずに普通に乗車券・特急券を購入していたとしたら、いくらかかかっていたのか、その結果、いくら得だったのかを計算するという庶民のささやかなお遊びです(笑)。この裏帳簿を復活させて、ジバング倶楽部を使っていくら得したか計算することにしましょう。

 

 昔のように1週間近くも旅に出るような体力はありませんが、幸い、フルタイムでの仕事も退職して時間は十分にありそうです。再び広域での東北の旅に出かけ、東北の素晴らしさを皆さんにご紹介していきたいと思います

週末パスは廃止へ

 

 残念なニュースが入ってきました。既にご存じの通り、JR東日本より25/6/27の販売を持って週末パスが終了するということのようです。個人的にはジバング倶楽部に加入したので影響はないのですが、終了の背景が気になります。是非、別の場で考察してみたいと思います。

 それにしても若い頃は周遊券を使った「長・遠・安」の旅、そのあとは週末パスを使った「短・近・安」の旅、週末パスが終了すると同時にジバング倶楽部の年齢に達するといった具合に、これまで格安チケットを購入し続けることができました。本当にラッキーとしかいいようがありません。

 

 

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