福島を歩く~鉄道とバスと徒歩で福島へ~


 福島県は日本の都道府県の中では、北海道、岩手県に次いで面積の広い県です。一方、面積が広い割には(福島県の方には非常に失礼な言い方になりますが)、決して交通網が発達しているわけではなく、特に南会津、只見地方は列車とバスと徒歩だけで行ける場所も限られており、私にとっては難攻不落の県です。

 また福島県は2011年に東日本大震災が発生した際、原発事故を起こしてしまい、決してうれしくない意味で世界中に「フクシマ」の名前をとどろかせてしまいました。よく政治家は「福島の復興なくして東北の復興はない」などと言われますが、私が福島県の方とお話をする限りにおいては、いまだにその風評被害に悩まされています。また未だにいたるところに放射線測定器が設置されており、それを見るたびに原発事故を思い起こされてしまいます。

 福島県はフルーツ王国としても知られており、風光明媚な場所も多く、本来であれば東北を愛する私にとって、東北6県の最後を飾る素晴らしい県です。私が福島県に進出したのが、丁度、東日本大震災の発生した2011年ということもあり、少しでも復興に貢献できないかと思い、10年以上に渡り福島県に通い続けています。ここではその中から福島県の魅力を少しでもお伝えしたく、車を使わずに行けるお勧めスポットをご紹介したいと思います。

 

信夫山 実はすごい山!
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安積開拓事業跡
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白水阿弥陀堂とみろく沢炭鉱資料館
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智恵子の生家
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 勿来の関
桑折駅周辺がおもしろい
 勿来の関
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入水鍾乳洞
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怪獣とマラソンの街須賀川
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白河の関
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ひめさゆり祭り
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